「ビアハウスケン」30年続くの名ビール酒屋|東京都府中市
東京都府中市にある「ビアハウスケン」にお邪魔してきました。
なんと今年で30周年というビール専門店のパイオニア的存在。30年と言えば本日3月31日に最終回を迎える長寿番組「タモリ倶楽部」の人気コーナー「空耳アワー」と同じ年月。移り行く時代とともに日本のビールシーンを見つめてきた名酒屋です。
「ビアハウスケン」は京王線府中駅南口から徒歩5分ほどのところ。大國魂神社の隣にあります。歴史の長さを示す外観が渋くてかっこいい。
店内に入ると、どーんと鎮座している大型冷蔵庫が目に入ります。この大型冷蔵庫には国ごとに列で分けられており、左列から日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、ベルギーの多くのビールたちが連なります。この冷蔵庫をみるだけでも知的好奇心が刺激されます。
店内ではビールを購入することはもちろん、購入したビールを店内で飲むことができます。またドラフトビールも2タップあります。早速ビールを購入してビールをいただくことにしました。
この日いただいたビールは3種類。最初はイギリスのサミエルスミス「Nuts Brown Ale」。こういったトラディショナルなビールを扱うお店は少ないので、ここにくると必ずと言っていいほどイギリスのエールをチョイスします。
2杯目は「府中バカのBEER」。ここビアハウスケンをはじめ府中市内のバーやホテルが共同開発したビールのようです。醸造は「いわて蔵ビール」でお馴染みの岩手県にある世嬉の一酒造。落ち着いたイングリッシュスタイルのIPAで、後味にほんのり感じるスパイシーさが印象的でした。
3杯目はタップから周年のために特別に開栓した「ローデンバッハ クラシック2020」。この手のタイプのビールをパインとサイズで飲むのは新鮮でした。フランダースレッドエール特有の酸味が心地よい。肉料理があれば最高だと思います。
なお、周年中はビールを購入するたびにサイコロくじがありました。ゾロ目が出れば大当たり。しかし、残念ながら当たりを引くことができませんでした。
店内のインテリアも年季を感じるものばかり。40年も50年も続いてほしいビール酒屋です。またイギリスのビールを飲みたくなったらお邪魔しようと思います。
Cheers!
店名 | ビアハウスケン |
営業時間 | [平日] 12:00~22:30 [日・祝] 12:00~21:00 [定休日] 水曜日 |