「浜松地ビール工房マイン・シュロス」で味わう絶品ドイツビール|浜松
静岡県浜松市は静岡県の西部に位置し、徳川家康が築いた浜松城の城下町として、江戸時代には東海道の宿場町として賑わった都市です。ホンダの発祥地でありスズキが本社を構えるなど全国でも有数の自動車工業都市であり、静岡県最大の人口を擁しています。ヤマハやローランドといった楽器メーカーが立地する「楽器の街」しても知られています。
そんな浜松市にある「浜松地ビール工房マイン・シュロス」に行って来ました。
マイン・シュロスは創業1997年、今年で25年目と日本のクラフトビール黎明期から市場を支えているブルワリーです。醸造されているビールはドイツビール。醸造所併設のレストランでは出来立てのビールと美味しいドイツ料理を楽しむことができます。
浜松駅北口から北東方面に歩いて5分。立派なドイツ風建築が見えてきます。門をくぐると中庭があり、暖かくなったらここでここでビールが飲めそうです。
店内は広々としており、ドイツ・ミュンヘンにあるホフブロイハウスを彷彿とさせます。
期待に胸を膨らましつつ、まず最初に頂いたビールは「ヘレス」。
2023年のJAPAN BREWERS CUPで淡色ラガービール部門第3位に選ばれたビール。
ホップは控えめで、非常に飲みやすい。サラダからソーセージといった肉料理まで幅広い料理に合わせることができそうです。
食事は「季節のサラダ」とちょうど開催されていた『浜松うまいもんフェア』から「浜松パワーフードのポークソーセージ」をいただきました。ドイツビールにはやはりソーセージがよく合う。
2杯目は限定醸造の「プレミアムピルス」。
プレミアムピルスは先ほど飲んだヘレスに比べてホップが効いており、キリリとしています。派手さはないですが、適度な苦味が食欲を増進させます。
3杯目は「アルト」。
アルトはドイツ・デュッセルドルフで発展したビアスタイルで銅褐色の液体とコク深い味わいが特徴。マイン・シュロスのアルトはナッツや栗のような甘い香りと豊かなコクが印象的でした。このビールは春より秋が似合うと思う。
『浜松うまいもんフェア』から「浜納豆ピザ」を追加注文。
浜納豆とは糸を引かない納豆で味噌のような発酵食品で、徳川家康が愛したとも言われているようです。浜納豆の濃い味わいをチーズが包み込んだピザは、言わずもがなビールにぴったり。
4杯目は「ヴァイツェン」。
マイン・シュロスのヴァイツェンはヴァイツェン特有のフェノール香は控えめで、クリアでサラサラ。クセが少ない分ドリンカビリティが高い一杯。何杯でもいけそうです。
この日はこの4杯で終了。
どのビール、料理もクオリティがとても高く、大満足でした。浜松は新幹線で約90分と比較的来やすいので、暖かくなったらまた訪問しようと思います。今回はランチタイムでしたが、次回は音楽をやっている夜に来てみるのもいいかもしれません。
Cheers!
店名 | 浜松地ビール工房マイン・シュロス |
営業時間 | [火~金] 11:00~14:30(L.O14:00)、17:00~23:00(L.O22:15) [] 11:00~23:00(L.O22:15) [土・日・祝] 11:00~22:00(L.O21:15) 【定休日」 月曜日 |