「Brasserie Beer Blvd」注ぎ方で印象が変わるピルスナー|新橋

新橋にある「Brasserie Beer Blvd」に行ってきました。ここは知る人ぞ知るビール注ぎ手マスターのサトウ氏が手がけるお店です。
看板ビールはアサヒスーパードライ、そしてサトウ氏と言えばのピルスナー・ウルケル。このピルスナー2種を注ぎ方だけで多彩な味わいを表現しています。訪れたのは2月、これらピルスナーに加えてアサヒ生ビール「マルエフ」と「黒生」も提供されていました。ピルスナー以外にもクラフトビールも7〜9種類が提供されているようです。まさにビール天国!

そんなビール天国でそわそわしながら一杯目に注文したのは、スーパードライの「シャープ注ぎ」。
「シャープ注ぎ」とは、なるべく炭酸を抜かないように液体を注ぎ、その上にきめの細かい泡をのせる注ぎ方。クリーミーな泡が口当たりをなめらかにし、切れ味鋭い液体が喉を刺激する。一杯目にふさわしいビール。

お通しは「牛すじ肉のゼリー寄せ」。牛すじの味が濃くて大好きな味。もちろんビールのつまみにぴったり。お通しでなく普通に注文したい。

2杯目はアサヒ生ビール「マルエフ」。
スーパードライよりは穏やかで少し苦め。もともと飲食店向けに展開されていたビールですが、2021年秋から一般にも販売されるようになり、スーパーなんかでも手軽に買えるようになりました。とはいえ、アサヒ生ビールというだけあって樽生ビールがより一層うまい。

おつまみに「サルシッチャ」と「ポテトサラダ」を注文。ビールと言えばこれです、間違いなく。胡椒の効いたサルシッチャとねっとり系のポテトサラダがよりビールを進ませます。


3杯目はピルスナー・ウルケルで「ハラディンカ」。
ピルスナー・ウルケルはチェコ共和国のビールであり、ピルスナースタイルの原点。「ハラディンカ」はそのピルスナー・ウルケルの最もオーソドックスな注ぎ方です。重厚な見た目、麦芽の濃く深い味わい、そして、ほのかに感じる蜂蜜のような甘いフレーバー。本場チェコで飲んだピルスナー・ウルケルにも勝るとも劣らない完璧な注ぎ。

4杯目はアサヒ生ビール「マルエフ」と「黒生」のジェザネというハーフ&ハーフのようなスタイル。
黄金色の「マルエフ」の上に、黒色の「黒生」を重ねる。混ざり合わない黄金色と黒色のコントラストが美しい。アサヒ生ビール「マルエフ」と「黒生」が2月限定の提供であるのがほんとうに惜しい。

この日はこの4杯でおしまい。ピルスナーだけだけど大いに満足しました。
基本的なビールを注ぎ方だけで味わいを変えることができるのは、店主サトウ氏をはじめ、スタッフの方々がそれぞれビールマスターである証拠。料理も美味しく、雰囲気もよいのでまた立ち寄りたいと思います。
Cheers!

店名 | ブラッセリー・ビアブルヴァード |
営業日 | 【月ー金】17:00〜23:00 【土曜日】16:00〜22:00 定休日 日曜日・祝日・第3月曜日 |